驚くべき子供
1917年、ジャックが8歳の時、土地を40エーカーずつの農場に3分割して売り、譲渡証書を手に入れると、一家はもっと安楽な生活を求めてカリフォルニア州ヴェニスの養鶏場に向いました。
恐らくこれでジャックもようやく平凡な若者の楽しみを経験できることになると思われました。
・・・ところが、農場の仕事がなくなると、ジャックは新しい仕事を自分で考え出しました。
生まれついてのスコットランド長老派教徒だったジャックは、8歳にしてすでに企業家でした。
彼はキャンディを買うからとせびった5セント硬貨で新聞を2部買って、それを売り、その儲けでさらに2部を買いました。
8歳でもう投資の仕方を知っていたのです。
明日の幾袋かの棒つきあめを手にするために目の前のキャンディを見送り、そしてまた同じようにその棒つきあめを見送るのです。
・・・こうしていつのまにか広い範囲にわたって新聞販売区域を作り上げていました。
やがて縄張りをもっていた古顔の少年たちからその仕事を追われると、ジャックは町のオフィスを訪ねて新聞を売り歩きました。
また、廃品(骨材製品、ぼろきれ、金属など)を手押し車で集めて問屋に売ったりもしました。
週末になると4マイルも歩いて地元のゴルフ場でキャディとして働きました。